BLOG2023.10.18

ついに発表された「電動アバルト」は蠍ファンに受け入れられるか?

わたるプロデューサーブログ

補助金を引くと、実質的な車両価格は約530万円より!

2023年10月11日、ついに日本でも正式にベールを脱いだ、アバルト初の電気自動車「Abarth 500e」。ひと足先にデビューしていたFIAT500eがベースになっているのはもちろんですが、一転してリースではなく通常の販売方式を採用している。ウワサでは、FIAT500eのリース方式が日本ではまったく受け入れられず、ディーラーから猛反発があって最近は購入も可能となった背景があり、今度のアバルト500eではもはや「リース」という説明が完全に省かれている…。

FesTricoプロデューサーとして、当然気になる存在ではあるので、カタログ請求。早速自宅に届きました。お値段615万円より。国の補助金と地方自治体の補助金があるので、東京の場合だと合計85万円が補助。615ー85=530万円。今や695コンペが500万円なので、実質プラス30万円!? これを安いと感じるか、高いと感じるかはその人次第ですかね。

しかしウチのマンションには急速も低速も充電設備がないし、近所にもない。どう見たって、インフラ普及は遅れてる(日本だけじゃない話だろうけど)。これから中国のEVがどんどん入ってきそうだし、安さにつられて手を出す人も増える。今の状態だったら、わずかな充電設備にEVユーザーが殺到して、「充電、ただいまウン時間待ち」なんて、笑い話にもならん事態になりかねない。

なんだか否定的な展開になっちゃいましたが、国をあげてEV普及っていうなら、本当にスピーディに取り組んでいくべき問題。電動自転車みたいに、カートリッジでバッテリー交換できるようになればベストなんだけどね。

FesTricoをチェックしてくれる皆さんの中には、EV否定派が多いのかもしれないけど、アバルト500eの走りは気になるところじゃありませんか? 私も試乗できるタイミングがきたら、まずは体感してみたいです!

(わたるP)