のどかな岐阜の田園地帯にポツンと佇む、ラテン系プロショップ「レッドポイント」。もともと、クラシック欧州車やホットハッチ車が好きで、今もFIAT131、128ラリー、オールドチンク500F、600Dなどをコレクションするほどに、フィアットを愛する赤座代表が起業した老舗だ。

いつも心掛けているのは、「ただモノを売っておしまい」のショップにはなりたくない、という思い。それはオーナーさんとクルマを大切に育ててあげたいとの親心にも近く、赤座代表以下、レッドポイントのスタッフ全員にも通ずる意思だ。

 

まずは医療機関のように、入庫時の「初診点検」として、車両がどんな状況下で使われてきたのか？ 今どんな状態になるのか？ どこに問題があって、どう対処するのがふさわしいか？ を必ずチェックするのがレッドポイント流（※初診点検は完全予約制。ただし、現在新規の入庫を一部制限している場合がありますので、店舗にご確認ください）。

 

その上でベーシックな「ステージ1」、ルーティン「ステージ2」、リフレッシュ「ステージ3」という、整備のセットメニューを提案している。

 

 

整備メニューを施し、正しい（本来あるべき）状態へと近づけることができたら、そこからオーナーの求める理想へとカスタマイズをサポート。各種パーツの購入・取り付けはもちろん、他にはないようなマニアックな（痒い所に手が届く）オリジナルパーツを「SessA」ブランドから開発＆リリースして、幅広い層から支持を集めている。ボディ補強パーツや駆動系強化、電子パーツ、エンジンパーツなど、走りに特化したスペシャルパーツでは定評がある。特に、FIAT500／アバルト595シリーズやPANDA用のモーションコントロールビーム、アバルト595用の軽量フライホイール・クラッチセットは好評を博している。

 

 

そのほか、「OZ RACING」とのコラボから誕生したレッドポイント限定モデルや、地元ディーラーとのコラボでコンプリートカーをプロデュースするなど、各企業から高い信頼性を集めているのも、レッドポイントならではのところ。