シトロエンC3がベースで、EVとマイルドハイブリッドを設定か?
“次世代のパンダ”と目される「グランデパンダ」が欧州で発表された。どことなく歴代の流れを感じさせるようなシルエットながら、クロスオーバーカー然としたイメージ。それでも全長は4mを切るサイズで、コンパクトカーとしてのアイデンティティは普遍。
今回はエクステリアのみの公表らしく、フロントは独特の新しい個性を備え、光沢のある黒い上部グリルの中央からヘッドライトまで格子状のアクセントで、力強く洗練された外観を生み出す。ボディサイドには、お馴染みのPANDAロゴもあしらわれるようで、立体感を強調。
SUVっぽくキックアップしたリヤフォルムでは、ホイールアーチ、ウインド、テールランプ、バンパーなど、かなりメリハリの効いたエッジーさがポイント。FIATのロゴも大きく描かれる。17インチホイールは「X」の文字がモチーフだろうか?
ステランティスグループとして、プラットフォームの共有化が進められており、こちらも「シトロエンC3」と共通の部位が多いと想像される。パワーユニットは、EVのほかマイルドハイブリッドも設定か? このパンダファミリーは、ファストバックやピックアップなどの派生モデルが登場するという噂もある。う〜ん、果たしてニッポンでは!? 続報を待とう。