取材スタッフが気になった、個性的なフィアット&アバルトをご紹介!
サソリのゴールドエンブレムがアクセント!
SHIN さん(ABARTH595 スコルピオーネ・オーロ)
限定200台で2020年11月に販売された『スコルピオーネ・オーロ』。今回チャオ・フェストリコにも数台参加してくれたのだが、その中でSHINさんのクルマはちょっとしたカスタムを追加することでオリジナリティをアピールしている。
まずフロントラジエーターダクトには、アバルトロゴではなくゴールドのサソリエンブレムを追加。スコルピオーネ・オーロは、ブラックボディにストライプやホイールといったゴールドのアクセントを入れているところがポイントとなるモデルだが、それをボトム部にも追加している。
またリヤまわりでは、レコモンマフラーにスフォルツァのカーボンディフューザーを装備することで、スポーツイメージをレベルアップしている。インテリアで目立っている輝きの強いシフトノブは、「クラブ・オーロ」のメンバーから譲ってもらった純正品を、手仕上げで磨いたもの。普段はKカーに乗っていて、このスコルピオーネ・オーロは休日にしか乗らず、雨の日にも乗らないということだが、わざわざ参加してくれたというところにも敬意を表したい。
独創的なスポーツエッセンスを感じ取れるカスタム!
MASARU さん(ABARTH595)
奥さんのクルマとして購入するためにFIAT500を見にいったとき、勧められて試乗したアバルト595がメチャ楽しく、「どうせ乗るんだったら595Cがいいかな?」と思って探しまわっていたMASARUさん。結局595Cはいいものが見つからなかったため、「だったらオープンじゃなくてもいい」ということから2年ほど前に購入したのが、この2016年式の595だった。
購入時にはすでにダウンスプリングでのローダウンがおこなわれていたため、だったらスポーツイメージにまとめていこうということで、センターストライプを貼り、ホイールにアドバンレーシングRZ-IIIをセット。タイヤはアドバン・ネオバAD-08Rを履き、さらにはホワイトレターを入れることで、レーシーな雰囲気を演出している。
そのほか、KOSHIのカーボン製エアロやスリーハンドレッドのカーボンパーツを装着したり、フラットアウトのLEDテールを装着することで個性をアピール。もともとオートバイ乗りのMASARUさんは、ステアリングはサベルト製ディープコーンとすることでドライビングポジションを適正化するなど、扱いやすさ、操作のしやすさという部分にもコダワリをもってカスタマイズをおこなっている。
ド派手なデカールに負けていない、パフォーマンス向上チューン!
星 一進 さん(ABARTH595)
奥様のお名前にちなんで、希望ナンバープレートの数字とした星さん。「いろいろなクルマに乗ってきましたが、アバルト595はトップクラスに楽しいです」とのことで、今はハイフロータービンへの換装や吸排気系チューニングをおこない、走りを満喫している。サスペンションはスピリット製車高調サスキットの装着、スリーハンドレッド製ブレーキキットなどがメインメニューだ。
ミッションはマニュアルではなくMTAだが「これまでにトラブルはそれほど…あ、そういえばMTAのオイルタンクが破損して、オイルがダダ漏れになったことがありましたねぇ」。そんなトラブルを経験しても愉しんで乗っているところはさすが年の功、といったところだが、イベント当日も遮熱板が逆に曲がっていてホースに接触していたそうで、冷却水が漏れるというトラブルが発生。幸いなことにプロがたくさん集まっていたため、その場で応急修理ができ、無事に帰宅できた模様。
<関連記事 ユーザーカー紹介 〜parte2〜>