A PITオートバックスのドライビングレッスン。第1回目はアバルトオーナーを募集します！
定期的にサーキット走行会を主催している、A PITオートバックス東雲が新たなプロジェクトをスタート。“ガッチリトレーニング”、略して「ガチトレ」は、自分のドライビングのいいところ・悪いところをあらためて見つめ直し、『走る＝アクセル』『曲がる＝ステアリング』『止まる＝ブレーキ』という、運転のキホンを学んでスキルアップしてもらうのを目的としたドライビングレッスンだ。
安全な広いスペースを貸し切って、パイロンでコースを設定。スラロームでハンドリングの限界を体験したり、フルブレーキングで制動距離を知ったり、定常円を旋回してアンダーステア／オーバーステアの発生を味わったり。こうした練習は公道では難しいし、いざという時の「危険回避」にも役立つので、スポーツドライビングには興味のないドライバーさんにもおすすめしたい。もちろん、サーキットデビュー前の方が「予行練習」として体験するのにもぴったりのプログラムとなっている。
毎回、車種や自動車メーカーなどに分けてエントリー車を限定募集する予定で、同じクルマに乗る仲間と時間を共有できる。そして、2024年2月6日（火曜）に開催される第1回目は、なんと『アバルト限定』ということで、さすが「ABARTH NIGHT MEETING」を毎月開催している、アバルト推しのA PIT東雲（※フィアット車のエントリー可否などについては、主催者へお問い合わせください）。
実は2023年末に、この「ガチトレ」リハーサルが、本番と同じコース（富士スピードウェイのCGパークこと、P2駐車場）で行われたので、FesTricoプロデューサーも参加してきた！
クラスは「初級」と「中級」に分類されるので、自分のスキルに合わせて無理のないトライが可能。とはいえ、パイロンスラロームが中心なので、サーキットみたいにハイスピードは出ず、初心者でも安全に楽しめます！ しかも、ヘルメットやレーシングスーツといった装備がなくてもエントリー可能（手が滑りやすい人はドライビンググローブ着用を推奨）。これはスポーツドライビングの入門コースとしては、ハードルが下がって大歓迎のポイントだ。
座学で走行前のレクチャーもあって安心
リハーサルということで「初級」も「中級」も体験させてもらったのだが、フルブレーキングの急制動、ハンドルを素早く的確に切り込むスラローム、定常円旋回でクルマの限界時の挙動を学ぶなど、すごくスキルアップに役立った。ハンドル操作が急すぎるとか、滑った時のカウンターステアが雑だとか、自らの運転のクセやダメなところが顕著にわかる。サーキットの走行会だと、数周走って時間いっぱいになってしまい、なかなか自分の運転を冷静に分析できないものだけど、この「ガチトレ」は走行時間もたっぷり用意されているので、繰り返し何回も走り込むことで、「今度はここでもう少し早くハンドルを切ってみよう！」とか「もっとブレーキを我慢してみよう！」などと調整しながら腕を磨くことができる。
フルブレーキングで急制動を体験
滑りやすい路面を作ってオーバーステアを体感
プログラムの後半は、序盤で習得した技術を生かし、アクセル、ブレーキ、ステアリングを操って、複合コースを走行。ミニサーキットのようなレイアウトとなっているので、トレーニングの総仕上げにふさわしい。
コース全体を使った、トレーニングの総仕上げ
もちろん、ただ走るだけではなく、講師のドライバーさんも一日付き添って、直接アドバイスをくれる。本番でも、加賀美綾佑さん、蘇武喜和さんのほか廣田 築さんも参加予定だ。
当日講師を務める、加賀美綾佑さん
蘇武喜和さんも講師で参加
エントリーは、1月中旬からスタートとのこと。アバルト乗りの皆さん、要チェックです！
＜ガチトレ＞ 第1回開催 日程：2024年2月6日（火曜） 場所：富士スピードウェイ CGパーク（P2駐車場） 費用：28,000円 対象車種：アバルト500/595/695 運営会社：エーエスレーシング 申し込み：A PIT AUTOBACS SHINONOMEスポーツコーナーにて、1月中旬から開始予定 または、現在準備中の公式サイト、エントリーフォームから ＜参考サイト＞ https://www.apit-autobacs.com/shinonome/event/booth/２０２４年２月６日㈫%E3%80%80ガッチリトレーニング%E3%80%80/?fbclid=IwAR0z713PMb4WS44N9f3EIXDRpewgxUOE0yaFWApJ52PtgL4qqAb05-5hts4
