個性あふれる、愛情のこもったフィアット&アバルトをご紹介!
CIAO! FesTrico ユーザーカー人気投票 第1位
はぐのすけ·はぐたろー さん(FIAT500 twinair)
「フィアット500を買いにいったところでアバルト595に試乗して、こっちがいいと購入。しかしやはりフィアット500もいいな、と思っていたところでツインエアーの生産中止というニュースを聞き、あわてて買ってしまいました」という、はぐのすけ·はぐたろーさんのツインエアーが参加者投票の第1位に輝いた。
その大きなポイントとなったのが、ルーフラックとリアキャリア。駐車しているときにはリアキャリアにぬいぐるみをたくさんディスプレイしていたことからメッチャ目立っていて、そのアピール度の高さが大きなポイントとなっていた。
さらにこのツインエアーにはヒッチボールが装備されている。これは現在製作にとりかかっているトレーラーを引っ張るためのもの。「ルーフラックやリアキャリアは御殿場にあるセザムテックで作ってもらったものなのですが、そこでトレーラーも作ってもらっています。セザムテックの社長はチンクエチェントのボディをショートカットしたようなトレーラーにしたいそうで、完成が楽しみです」。
ステアリングにレッドカーボンを配し、インパネも合わせてレッドにペイントするなど、センスがいい。「アバルト595はスポーティなイメージが強いですが、チンクエチェントはなにをしても似合うかわいさがあるところが好きです。どっちも楽しいクルマですね」
CIAO! FesTrico ユーザーカー人気投票 第2位
ごく さん/たろう くん(FIAT Panda)
ツインエアーエンジンを搭載している3世代目のパンダは、マイクロSUVとでもいうべきスタイルが特長となっているクルマだ。しかしそれをローダウンしているのが、ごくさんとたろうくんのカスタム。そんな斬新さとすっきりしたイメージが、参加者投票第2位に輝いたポイントだ。
とはいっても、このスッキリ感は簡単に実現できたものではない。まず車高は、アバルト595用の車高調を加工流用して実現したもの。さらにセンター出しのマフラーは、有名ブランドのマフラー製作をおこなっている工場に依頼して、ワンオフで作ってもらったものだ。その上で、前後バンパーとドアミラーは、相模原市麻溝にあるKクラフトサービスに依頼して、塗料にチッピングを混ぜることで黒シボ風にペイント。それがコマーシャルバン風といってもいい、シンプルな外観のもととなっている。
さらにホイールは、トゥルッコで販売していたカンパニョーロ・レトロフィット16インチをセットしているが、センターキャップは当時モノを装着している。これはネットオークションなどを探し回って、2年をかけて4つ揃えたもの。このセンターキャップが、すっきりしたエクステリアの中で大きな存在感を見せてくれている。
チューニング面では、レースチップでのパワーアップや、TMワークスの電装系パーツの装着をおこなっていて、気持ちよさでは比類がないツインエアーエンジンの弱点である、出足の遅さを改善している。
ホワイトパネルのインテリアに、モモ・プロトティーポステアリングとシフトノブをセット。デフィのブースト計は数値の管理はもちろんだが、インテリアのアクセントという部分でも装着効果も大きい。やり過ぎないセンスのよさを感じるクルマだ。
CIAO! FesTrico ユーザーカー人気投票 第3位
mas@ さん(ABARTH PUNTO SUPER SPORT)
アバルトブランドが復活したときの最初の市販モデルが、グランデプント・アバルトだった。1.4リッターターボエンジンを搭載したこのモデルは、その後マイナーチェンジされてアバルト・プントエヴォへと進化。さらに2012年には特別仕様車であるアバルト・プント・スーパースポーツが発売された。このmas@さんの愛車がまさにそれである。
カスタムポイントの目玉は、BCレーシング製車高調によるローダウンに合わせた、オーゼット・ラリーレーシング。それまでは同じオーゼットのハイパーGT18インチを履いていたのだが、このイベントに参加するためにわざわざ、残り1セットしかなかった17インチのグロスブラックを購入。ただし、センターキャップはあえて「こっちのほうが好き」という旧ロゴのものを装着している。さらにブレーキシステムは、APレーシング製キャリパーをセット。「ブレンボはよくあるパターンなので、変えたかった」ということからの選択だ。
チューニング面ではデジテックのECUチューンをおこなっているのだが、これはよく走っている富士スピードウェイに合わせたものとなっている。それに合わせてインタークーラーも大型化し、マフラーは埼玉県越谷市にある老舗カスタムショップ、ファーストに依頼して作ってもらったものを装備。サーキット走行での過負荷ということもあるのかもしれないが、これまでにミッションは3回ブローしていて、いまは流用できるアルファロメオのMiTo用を使っているそうだ。「買い物からサーキットまでなんにでも使っている」というのがこのプント・スーパースポーツだった。